シンガポールの移動は地下鉄が便利です。
ただし、チケットがちょっと独特で旅行者が取れる手段としては主に3種類あるようです。
- シングルチケット
- EZ-Linkカード
- ツーリストパス
EZ-Linkカードは日本でいうところのPASMO的なやつですね。チャージして使うやつ(デポジットかかります)。
ツーリストパスはどこの国にもある旅行者用乗り放題チケット。1日10ドルからで、こちらはカードを変換することでデポジット料が返ってくるようです。
で、最後に「シングルチケット」。
今回私はツアリストカードを買うかどうかさんざん悩んだ挙句に2日間をシングルチケットで過ごしました。
が、
日本で言うところの「切符」です。が、こいつがちょっとやっかいでして・・・
正直、次にシンガポールに行ったらまずこいつは使わないと思います。
というわけでこいつの何が旅行者にとって使いにくいのかというのが今回のメインテーマです。
- 使いにくい点その1:毎回チャージが必要
- 使いにくい点その2:チャージ時に10ドル札が使えない
- 使いにくい点その3:エラーになる
- 使ってよかった点:お金は一番節約できた
- ただし、ツーリストパスは返せば10ドル戻ってくる・・・!
- まとめ
使いにくい点その1:毎回チャージが必要
シングルチケットは紙製なんですが、実は繰り返し使用が可能です。
最初に購入する時にはチケット本体が発行されますが(10cデポジット料がとられる模様)、2度目に使う時は1度目で発行されたカードに料金をチャージして使えます。
3回使うとデポジット料10c返ってきて、6回使うとさらに10c返ってくるようです。
購入もチャージも券売機でできます。
が、この券売機が結構混んでるんですよ。特にBayFrontとか!
なので、いちいち並んでチャージする時間がもったいないなーという人にはあまりおすすめできません。
私はもう日本でもいちいち切符買わないし、しかも時々地方に行ってICカードにオートチャージされないとイラっとする人間なので、これは地味にきつかったです
使いにくい点その2:チャージ時に10ドル札が使えない
これまじほんとどうにかならないんですかね?
これが絶対次回はシングルチケット使わないと私に思わせる最大の要因ですわ。
なんか、総額が5ドル超えないと10ドル札をアクセプトしてくれないんですよ、券売機が。なので、両替直後で5ドル札or2ドル札を持っていないといきなりMRTの切符が買えない!という事態に陥ります。
いやー最初10ドル札を入れても入れても戻ってくるのでどうしたもんかと途方にくれましたが、よく見たら画面の下の方にアクセプトする紙幣の種類が買いてあったよね・・・。
で、これ多分なんですけど総計が2ドル以下の場合は5ドル紙幣も使えないような気がしています(うろ覚え)。つまり街中でうろうろするときは2ドル紙幣かコインがないと電車に乗れません(空港は2ドル以上する)。
しかもカード決済用の機械がついてるのにカードで払えないともきたもんだ。
もうね、なんの罠なのかと・・・。こんな立派な機械がついてるのに!
なので、シングルチケットを使う道を選んでしまった方は常に財布の中身の紙幣に気を使うことになるのでお覚悟を(まあ多分券売機のところにいる係員さんに言えば両替してもらえそうな気もするんですけど、メジャーな駅にしかいないしね)。
少なくとも私にとってはこれがものすごいストレスでした。
使いにくい点その3:エラーになる
これはね、普通に使ってればおきないと思うの。でも私はこれに遭遇した。
詳しくはこちらで・・・
www.travel-bento-shopping.work
英語は旅行で死なない程度にしかしゃべれないけど、この時と無銭飲食危機一髪の時ばかりは奮闘したなあ。人間やる気になれば意外となんとかなるもんです。
使ってよかった点:お金は一番節約できた
最後にひとつよいことを。
シンガポールでMRTに乗ると中心部の場合、料金はだいたい1.2ドルとか1.6ドルとかそんなもんです。
つまり、乗り放題のツーリストパスで元を取ろうとすると6回乗り降りをすると元がとれます。が、なにせ駅間が狭いので歩こうと思えば結構歩けちゃうんですよね・・・シンガポール。なので、特に中心部のホテルに宿泊している人は元をとるほどMRTに乗らないかもしれません。
しかも、1日の換算が24hではなく「最初に使った日から日付が変わるまで」っぽいので(多分)、夕方に買うと微妙な気も。
ただし、ツーリストパスは返せば10ドル戻ってくる・・・!
そう。
使い終わった後変換すれば10ドル戻ってくるんですよ。だから一見割高に見えるツーリストパスも終わってみればコスパ最強になっているんじゃないかと思うんです。
うん、返還できる旅程の人にとってはね!
・・・というのも、ツーリストパスは返せる場所が決まっており、しかも返せる時間も決まっているのであった・・・。
サイトで調べるとだいたい21:00ぐらいが最終でした。
・・・ということは、今回の私のように夜のショーを見てから21:00すぎにチャンギ空港に向かうよ!みたいな人はカードを返せないわけですよ・・・・これは盲点!これは痛い!
事前に色々調べている時、この事実を知りまして私は今回ツーリストパスを諦めてシングルチケットにしたのでした。
まとめ
とうわけで、今回はシングルチケットの辛さをメインに諸々を語りましたが、まあ何を使うのがベストなのかは結局旅程次第だと思うので、みなさま自分の旅程をよく見て調べて、ご自身にとって最適なチケットを選んでくださいませ。
ということで。
以上、主観にかたよりまくったMRTのチケットあれこれ話でした。