2018年中欧の旅、飛行機編をお届けします。
ヘルシンキ経由で中欧へ
今回の旅では、フィンエアーで成田→ヘルシンキ→ウィーン→(電車でチェコ)→ヘルシンキ→成田と飛行機移動をしました。
最初、チェコとウィーンにいく予定で航空券を調べていたんですが、安いものだと中東経由orフィンランド経由の2択でした。
中東経由は確かに安いんですけど、めっちゃ時間かかるんですよ。以前アブダビ経由でアイルランド行ったら23時間くらいかかった思い出が……。さすがにきついです。
そんなわけで、今回は中東よりはちょっと高いけどフィンエアー利用のフィンランド経由にしました。で、フィンランド経由するのに降りないのは意味がわからないので(?)、最後にヘルシンキ2泊を追加することに。
ちなみに!
現在フィンエアは成田から1日2本(+JALも飛んでる)、福岡、名古屋、関空からも飛んでます。
成田発は前から飛んでる11:00発のAY74(折り返しはAY73)便と、最近増便された9:50発のAY72(折り返しはAY71)便があって、前者の使用機材はA330、後者の使用機材はA350のようです。私は今回初めて後者に乗りましたので、飛行機と空港関連をまとめてみます。
AY72/71
チェックイン
36時間前からオンラインチェックインができます。成田のチェックインカウンターはいつも混んでるので、絶対にオンラインチェックインしてから行くべきです(荷物預けだけのレーンとチェックインレーンで別れているので)。
また、オンラインチェックインすると無料で座席が指定できるのも魅力的。長距離の場合はどこの席に座るかは死活問題だからね……。
ちなみにヘルシンキでチェックインする場合は自動チェックイン機&セルフバッグドロップなので事前チェックインしなくても待ち時間はほぼありません。
たあ、プラハは……混んでました……。
カウンター2つでひとつが優先レーンなので実質1カウンターでチェックイン&バッグドロップ共通。チェックインだけは機械で自分でできますが、結局荷物預けで同じ列に並びます。ヨーロッパ内だから、と油断せずにちょっと早めに空港に行った方がいいかも。
セルフバッグドロップは初めてだとちょっとびびりますが、荷物タグと搭乗券をバーコードスキャナで読み取るだけなので簡単です。係員さんもサポートしてくれるのでおすすめですよー。
機内食
機内食はこんな感じ。
1回目はまさかのカレー(笑)。機内食でカレーが出たの初めてですw
2回目はパスタ(ピントどこいった……)。
味は可もなく不可もなく?炭水化物が多いのは毎度のお決まりです。ご飯とパンとかパスタとパンとか+ソバとか。機内食とはもうそういうものだと考えています。慣れました。
機内エンタメシステム
タッチパネルで操作可能なシステムでした。
フライトスケジュールが見れて(食事の時間とか機内販売の時間とかがわかる)、なかなか便利かと。
映画は新しいものだとハンソロとか。邦画も数本。私は行きになぜかシャーロックホームズ見てしまった……ロバート・ダウニー・Jr主演のやつ。ワトソン先生強すぎ。
アテンダントさんを呼んだりもこのパネルからできますよ。
その他
アテンダントさんは成田発着の場合は日本人の方が乗ってらっしゃいました。
(昨年福岡発便に乗ったら日本人おらず&機内アナウンスも英語とフィンランド語オンリーでした)
あと、到着時に機内の照明がオーロラになるの地味に好きでした。↓こんな感じ。
ヘルシンキ、ヴァンター国際空港
成田から9時間ちょいでフィンランドのヴァンター国際空港に到着です。
イミグレ
ちょっと今回、まじびびったんですけど入国審査が自動ゲートになってた。
出国は数年前から自動ゲートでしたが、今回1年半ぶりに行ったら入国も自動ゲートになってた(日本と韓国のパスポートのみ対応らしいです)。
おかげでこれまでパスポートコントロール結構並んでたんですけど、今回は待ち時間ゼロ。す、すばらしい!
ちなみにヴァンター空港はコンパクトな空港なので、乗り継ぎにはとても便利ですよ。
入国=シェンゲン圏内エリアに入るとすぐに乗り継ぎゲートがあるのでよっぽど間の短いトランジットでなければ焦らなくても全然大丈夫だと思います。
……むしろ時間は余ると思うので、その場合はムーミンショップとかmarimekkoとかをのぞいたり、ラウンジに寄ってみてはいかがでしょう?
いっつもこのオブジェ怖いなって思うんだよね・・・↓
ラウンジ
ラウンジはいくつかありますが、庶民でも利用できるのは2箇所。
シェンゲン圏外にある「almost @home lounge」とシェンゲン圏内にある「ASPIRE Lounge」です。
両方ともPriorityPassを持っていれば無料で利用できます(持っていなければ有料です)。世界中の空港ラウンジを無料で使えるので持っているとかなり便利です。
PriorityPassは普通に作ろうとすると年会費やら利用料やらで結構お値段がかかるのですが、クレジットカードに会員資格が付帯しているものがあるのでそいつを作るとよいです。一般ぴーぽーならば下記2つのどちらかを作るのがよいかと思います。
- 楽天プレミアムカード
- MUFGカード プラチナアメックス
この2枚はPriorityPassの「プレステージ会員」資格(年会費399ドル。都度利用は無料)がついています。どちらのカードの年会費も399ドルより安いので、年に数回海外旅行するなら間違いなくお得です。
私は楽天プレミアムカードを持ってますが(日本人でPriorityPass持ってる人のほとんどがそうなのではないかと思いますが)年会費10000円なので、楽天で買い物をする人であればポイントですぐ元は取れます。空港宅配便のクーポンもあるのでおすすめ。
ASPIRE Lounge
フィンランドというよりはスウェーデンっぽいデザインの内装のラウンジ。HEYの椅子がいっぱい&artekのものもいっぱいありました。私ここで初めてハイスツールの実物見たよ(ずっと買おうか悩んでる)。食器もiittalaでそろってたりと北欧にきた感溢れるラウンジです。
マグカップは全部ティーマホワイト&パールグレー&ターコイズ。
食事も一通りあります。ケーキやらアルコール類も揃ってます。
イミグレを抜けてずっと歩いてくると右手にある薬屋さんの手前のエレベータ(もしくは向かいの階段)で2Fに上がると入れます。シェンゲン圏内なので、行きのトランジット待ちの際に利用しました。
AY72で行くとヨーロッパ乗り継ぎ便まで3時間弱くらい待つので、入れるととっても便利です。コーヒーもビールも食べ物もここなら無料だからね……。
almost @home lounge
こちらは帰国便に乗る前に利用しました。
結構混んでいたのでほぼ写真は撮れませんでしたが(日本便が夕方に集中してるので激混みします)、こっちはこっちでセブンスチェアとかartekとかやっぱり北欧家具でいっぱいで、ラウンジの名前の通り「家」のインテリアを意識した作りになってました。
珍しく米が!
ビールもあります。フィンランドのラップランド地方で作られている「LAPIN KULTA」。
もし今後このラウンジに行かれる方がいらっしゃれば、私からひとつアドバイスを。
「カトラリーは引き出しの中にあります!!!!」
この一言をぜひ覚えて行ってらしてください……あれは……わからぬ……。
あと、このラウンジは32番ゲート手前と公式の説明にはありますが、「あれを普通手前とは言わない」のでご注意を。
イミグレを抜けて細い通路を通ってしまったら行き過ぎです!
フィンエアーのサポートセンターの奥にあります(進行方向左側)。
空港からヘルシンキ中央部へのアクセスは?
電車でもシャトルバスでも路線バスでもいけます(全部乗ったことある)。ちょっと前まではバスのみだったんですけど、数年前に電車でも行けるようになりました。所要時間はヘルシンキ中央駅までどれも30分程度。
最安で行きたければ電車or路線バスの切符をモバイルアプリで買うことでしょうか。regionalのシングルチケット=4.2ユーロで行けました(2018年9月現在)。
シャトルバスは荷物をバスの下に積んでくれるので余裕を持って座席に座れます。路線バスも荷物置き場があったような気がします。海外のバスは降りるのが難しいですが、中央駅は終点なので乗ってしまえば大丈夫です。
電車の場合はP線とI線の2種類があるんですけど、どっちに乗っても終点は中央駅なので、深く考えずにきたやつに乗ればOKという簡単仕様なところが大好きです(オーストリアは難しかった……)。
まとめ
フィンエアー、近いし入国楽だし乗り継ぎも楽でヨーロッパに行くのにおすすめです!(比較的安いし)
JALのマイルもつくし!(エコノミーのやっすいチケットで往復すると3000マイルくらい)
私は今回は成田から乗りましたが、羽田から関空や福岡で乗り継ぐなんて手段もありますので(その方が安かったりする)、ぜひ色々検索してみてください。
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